営業の世界で飛躍するために知っておきたい基本マナー

初めて社会人になった時に、名刺交換や電話対応のしかたなど「社内人としての基本的なビジネスマナーを常識として身につけておきましょう」とよく言われますよね。

同じように、営業の世界でも知っておくべき基本マナーがあります。

そこで今回は、みなさんに営業職としてもっと飛躍してもらうための基本マナーをお伝えします。

目次

時間を守ること

これは社会人としての常識ですが、「時間を必ず守ること」。営業職にとっても一番重みをもつ基本マナーです。

社内では・・

社内のミーティングにいつも遅れて参加する人に対しては、時間にルーズだというイメージがだんだんとできあがってしまいます。

それが、しだいにその人に対する信頼感の低下につながっていきます。そうなると次第に仕事がやりにくくなってしまいます。

クライアントに対しては・・

クライアントが担当者を評価する視線は、社内の視線よりも厳しいと思ってまちがいありません。

時間を守らない担当者に対しては、自分が思っている以上にネガティブな印象は大きいです。

例えば、小さなことかもしれませんが、少しでもミーティングに遅れそうだなと思ったら、乗り物で移動中でも「道が混んでいて◯分くらい遅れそうです」とすぐに連絡するようにしましょう。

この場合、少し長めに伝えておく方が、実際に遅れて到着したとしても、相手は「そんなに遅れなかった」と思ってくれることが多いです。

ワンランクアップのマナー

また、クライアントに提出する資料は、必ず「いつまでに」というメドを伝えて、締め切りまでに仕上げるのが営業の基本マナーです。

なぜなら自分で約束した締め切りを守ることがその人の信頼感につながるからです。

でも会社で仕事をしている限り、ひとつのことだけをやるわけにいかないのでどうしても間に合わなくなることもありますよね。

この場合も、締め切り当日ではなく、少なくとも前日までにお詫びとともに締め切りに間に合わなくなることを伝えましょう。もちろん、この場合に実行可能なメドを伝えることを忘れないように!

情報を共有すること

次に重要なのが「社内外での情報の共有」です。

社内では・・

まず、社内ではコミュニケーションを密にしてお互いに情報を共有しましょう。

関連部署との連携が仕事をスムーズに進める上での重要なポイントとなります。

例えば、営業担当者が関連部署とチームを組んで、ある見込み客に対してアプローチしている場合を想定します。

この場合、営業担当者は見込み客とやりとりをする窓口としての役割を果たすことになるので、いろいろな情報が入ってきます。

こんな時、見込み客に関する情報をチームのメンバーに共有することを怠れば、どんな影響が出るかは明らかですね。

上司に対しては・・

また、営業担当者にありがちですが、いいニュースは真っ先に上司に報告しますが、悪いニュースはしばらく自分で抱えてしまうことがあります。

とくに責任感が強い人ほど、自分で背負ってしまう傾向がありますので気をつけてください。

クライアントとのトラブルなど悪いことが起きた場合は、できるだけ早く上司に伝える「勇気」が必要ですが、いったん報告してしまえば、気がラクになります。しかも、事態が悪化してから伝えるより、ずっと解決は早くなります。

意外と上司はいろいろとアドバイスをくれますし、場合によってはクライアントにメールや電話で直接コンタクトしてトラブルの解決に動いてくれます。このことは、外資系企業であっても同じです。

たとえば、上司が何もしなかったら、さらにその上の上司が「なぜ部下のトラブルを解決しようと動かなかったのだ」と逆に自分が責められたりします。

外資系企業にはそんな「いい意味での」上下関係が存在したりします。

クライアントに対しては・・

クライアントに対しても、「途中経過の報告」という形で情報を共有することがポイントです。

例えば、クライアントの依頼でしめきりを設定して資料を作成している場合に、しめきりの日までまったく連絡しないというのはNG。少しでも早くメールや電話で途中経過を伝えましょう。

例えば・・

「今ここまで完成しましたので、締め切りに間に合いそうです」
「今この部分を作成していますが、この理解で合っているでしょうか」

という形で、なるべく会話の機会を作ってクライアントとの接点を増やすのがセールスのコツです。

これは、営業担当者に依頼した側の立場を考えれば、すぐにわかることですよね。

途中経過の報告は、上に書いた「時間を守ること」につながるだけでなく、相手に安心感を与えることにつながります。

聞き上手であること

これは、以下の記事で書いていますので、参考にしてください。

発言すること

これは、外資系企業では大事なポイントです。

特に、日本人は英語による会議が苦手だとよく言われます。

確かに、私もネイティブではないため、日本語に比べて言いたいことがよくても70~80%くらいしか伝えられないもどかしさをよく感じていました。

また、英語で何かのジョークで周りが盛り上がっていてもついていけないこともありました。

でも、会議中にひとことも話さないと会議が終わる頃には存在感がなくなり、よほど必要とされない限り次回からは呼ばれなくなってしまうこともあります。

とにかく日本語であろうと英語であろうと、社内外のミーティングでは意識して積極的に発言して存在感をアピールしましょう。

自分で勉強して調べること

わからないことを自分で調べもしないで、他人に聞いてばかりの人は次第にみんなから遠ざけられてしまいます。

営業職は、幅広い商品知識を必要としますので、当然資料を読んだり、サイトで検索して勉強したりする必要があります。

もし、どうしてもわからないことがあれば社内の専門部署に質問することになりますが、この借りはかならず何かの形で返すというスタンス(”give and takeの関係“)を心がけてください。

社内の評価で「あのセールスは”take”しかしない人」という印象ができあがってしまうと、いざ何かのプロジェクトでチームを組んでも連携がスムーズにいきません。

社内であっても細やかな心づかいで、”give and takeの関係”を保ちながら知識を身につけ、営業職としてうまく立ち回っていくことがポイントです。

演じること

自分の性格と異なる人間を「演じること」は少しだけハードルが高いかもしれません。

営業をしていると、社内外でプレゼンテーションをする機会や、セミナーで講師(スピーカー)や司会(MC)をする機会を避けることができません。

この場合、いきいきとした姿でアグレッシブなイメージを与える「外向型人間」を演じる必要があります。

でも、「演じるのはこの時だけ」と割り切ってください。

まわりの人たちはいつもと違う姿を見てむしろ「新鮮な驚き」を感じるでしょう。そうなれば、プレゼンテーションやセミナーはうまくいったも同然です。

さいごに

営業職の基本マナーは、持っている強みをいかす部分だけでなく、努力を必要とする部分もあります。

今回は営業職の観点からまとめましたが、もっと基本的なことは「健康管理」だったりします。

つまり、営業の基本マナーの出発点です。

営業職であれば、接待や飲み会が多いため帰宅が遅くなりがちです。

こんな時、飲み過ぎて体調を崩してしまい、次の日のミーティングに遅れたり、クライアントに約束していたしめきりに間に合わなくなったりしたら、元も子もありません。

転職活動中や失業中の「健康管理」の基本的な部分は、「営業職としての健康管理」にも役立ちますので、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

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