- 朝にゆっくり時間がとれる
- 家計の出費がかなり減る
- 自分のリズムに沿った生活が送れる
- 家族と過ごす時間が増える
- 社会との適度な接点を維持できる
20代から続いた会社中心の生活 ー 上司・同僚・部下との人間関係、数字を追い続けるプレッシャー、つきあいを優先する飲み会、家族を巻き込む転勤などのさまざまなイベントやストレスを抱えながら生活してきました。
そして、ついに3年前に実現した夢のセミリタイア。
今回は、セミリタイアを実現して特によかったと感じることを5つ厳選しました。
朝にゆっくり時間がとれる
1日のスタートとなる朝は、日本茶をゆっくりと飲むことから始まります。
これは、健康を意識してかれこれ20年近く続けている習慣ですが、今では時間を気にせずゆっくりと味わいながら飲むことができます。
そして、この後に旬の果物やコーヒーとともに自家製のパンを食べながら、ニュースになっている出来事やマーケットの見通しなどについて妻と雑談をしています。
今までの会社生活では考えられなかった充実した朝の時間を過ごしています。
家計の出費がかなり減る
私はセミリタイアを始める前から家計の出費を抑えるようシミュレーションしてきました。
これについては、以下の記事で触れています。

コロナの影響で、今では地方移住をしてテレワークをしながら生活することも選択肢として可能な時代になりました。
家計の出費を減らして手元に残った余裕資金を投資に回して自己資金を作ることによって、セミリタイア実現までのシナリオを描きやすくなったと言えます。
自分のリズムに沿った生活が送れる
私はセミリタイア後も年金をもらうまでは、年金並みの収入を得ることを重視していますので、ゆるく働くと言っても会社にいる時間が大きく減ったわけではありません。
それでも、ゆっくりと朝を過ごしてから家から近くの会社に行き、好きな分野の仕事するというストレスフリーの1日を送っています。
人によっては、もちろん空いた時間だけ自宅で仕事をする、あるいは週に2~3回だけアルバイトをするといった形も考えられます。
つまり、セミリタイアのメリットは、個々人のリズムに合わせてライフスタイルを柔軟に設計できることです。
家族と過ごす時間が増える
家族との時間を大切にしたい人にとっては、セミリタイアはまさにうってつけです。
たとえ、私のように会社に勤めるパターンでも、朝はゆっくりと時間があり、夜も無駄なつきあいがないので、家族との大切な時間を過ごすことができます。
この先、万が一病気になったときのことなどを考えると、やはり心の支えという意味でも家族と過ごす時間を日頃から大切にしていきたいと思います。
社会との適度な接点を維持できる
私は会社に行きながらのセミリタイアを実現していますが、コロナ禍の働き方としてテレワーク、リモートワークの流れになっていることから外れていると感じる方もいるかもしれません。
確かに、Zoomなどのオンラインの画面上のつながりだけで仕事をすすめることができれば精神的にも体力的にも楽でしょうが、世の中には対面で仕事をせざるをえない業種もあります。
また、相手の感情や心遣い、人と接することによって生まれる不思議なエネルギーや同じ目標を目指す集団のエネルギーは、オンラインの画面だけではなかなか感じることができません。
人と接することで社会との適度な接点を持ち、さらには脳や身体への適度な刺激を与えることができるということは、私のような形でセミリタイアを実現した場合の大きなメリットだと考えています。
さいごに
私が実現したライフスタイルは、好きな分野の組織に所属してゆるく働くセミリタイアです。
企業に属さない形でセミリタイアをめざす方は、税金(所得税、住民税)や社会保険料の支払いについてしっかりと基本を押さえておきましょう。
