人間や大地震に影響を与えている「月の満ち欠け」と「太陽黒点の増減サイクル」

さて今回は、私たちにとってより身近な太陽と月の影響について解説していきます。

大地震に影響を与えている月の満ち欠け
太陽黒点の増減サイクル

目次

人類とは・・

まず、人類とは以下のように考えられています。

地球上の生き物のひとつ
地球の周りには月が回っている
地球は太陽の周りを回っている
太陽は銀河系を回っている
人類は何らかの影響を宇宙から受けている

例えば、低気圧が近づくと頭痛や体調不良になる人が多いですが、これは体内の環境を管理している自律神経の働きが気圧の変化に追いつかなくなり、体内環境が乱れることが原因だと言われています。

ここ数年「爆弾低気圧」といった言葉をよく耳にします。頭痛や体調不良を抱えたまま仕事をしていると普段と異なる判断をしたり、ミスをしたりといったリスクが高まります。

また、株式市場を例にとってみると、予想外の景気指標が出ても結局「織り込み済み」という形で株価がほとんど反応しないことがあります。この場合、「織り込み済み」と解釈する人の反応でさえも何らかの影響を受けていると思えてなりません。

人間に刻まれた太古の記憶

人間の血液は海水とほぼ同じ成分(ナトリウム、カルシウム、塩素など)で構成されています。これは、5億年前に海から陸に上がった生物が体内に海水とほぼ同じ成分を持つことになったことの証拠として挙げられます。

そして、月の満ち欠けによって海の干満(満月・新月=大潮、上弦・下弦=小潮)が起きるように、人間の体内バランスも同じサイクルで変化することが経験的に知られています。

つまり、満月・新月では体内のバランスが崩れて緊張感が高まり、行動が攻撃的になる傾向が見られるということです。また、一方で、上弦・下弦ではバランスが戻り体内の緊張状態が緩む傾向が見られます。

このことは、1992年に兵庫県警察本部の巡査部長が「月と交通事故の関係」について統計的考察を行なっており、満月・新月が近づくと攻撃型の死亡事故が多発し、上弦・下弦の前後にはうっかり型の人身事故が急増するという結論を導いています。

人間に刻まれた天体のサイクル

成人の呼吸数は16~20回/分ですが、平均の18回/分を使って1日の呼吸数を計算すると、25,920回となります。

また、地球には太陽や他の惑星からの潮汐力によって23.4度傾いた地軸を縦に起こそうとする力が働くため、地球は回転する首振り運動のような動きをしながら、25,800年で1周しています(=歳差運動)。

(出所)Wikipediaより

さらに、太陽系が銀河系(天の川銀河)を1周するのに、約2億5000万年25,000 x 10,000)かかる、太陽から銀河系の中心までの距離は25,800光年と言われています。

このように似たような数字が並ぶのを見ると、人間には天体のサイクルが知らないうちに刻み込まれているとみていいでしょう。

月の影響

地球上で発生してしている異常気象、大地震、噴火などは月の影響を受けていると言われています。

例えば、大地震について、過去の大地震発生の日付と満月・新月の日付を以下の表にまとめましたのでご覧ください。

この表によると、すべてではありませんが、満月(○)・新月(●)の前後で大地震が起きる傾向があることがわかります。*スマホの場合:横スクロールでご覧ください。

スクロールできます
東日本大震災 M92011.3.11●   2011.3.5
チリ・マウレ地震 M8.82010.2.27○   2010.3.1
ハイチ地震 M72010.1.12●   2010.1.15
四川大地震 M82008.5.12●   2008.5.5
パキスタン地震 M7.62005.10.8●   2005.10.3
スマトラ島沖地震 M9.12004.12.26○   2004.12.27
十勝沖地震 M82003.9.26●   2003.9.26
阪神大震災 M6.91995.1.17○   1995.1.17
三陸はるか沖地震 M7.81994.12.28●   1995.1.1
北海道東方沖地震 M8.31994.10.4●   1994.10.5
北海道南西沖地震 M7.71993.7.12●   1993.7.19
メキシコ地震 M81985.9.19●   1985.9.15
日本海中部地震 M7.71983.5.26○   1983.5.27
ミンダナオ地震 M81976.8.16○   1976.8.10
中国唐山地震 M7.51976.7.28●   1976.7.27
根室半島沖地震 M7.81973.6.17○   1973.6.16
十勝沖地震 M8.31968.5.16○   1968.5.12
アリューシャン地震 M8.71965.2.4●   1965.2.2
新潟地震 M7.61964.6.16●   1964.6.10
アラスカ地震 M9.11964.3.27○   1964.3.28
択捉島沖地震 M8.31963.10.13●   1963.10.17
チリ地震 M9.21960.5.22●   1960.5.25
カムチャツカ地震 M91952.11.4○   1952.11.2
十勝沖地震 M8.21952.3.4○   1952.3.12
昭和南海地震 M81946.12.21●   1946.12.23
昭和東南海地震 M7.91944.12.7●   1944.12.15
ビハール・ネパール地震 M8.11934.1.15●   1934.1.15
昭和三陸地震 M8.41933.3.3●   1933.2.24
関東地震 M7.91923.9.1○   1923.8.26
カムチャツカ地震 M8.51923.2.3○   1923.2.2
中国海原地震 M8.31920.12.16●   1920.12.10
*スマホの場合:横スクロールでご覧ください。

2020年4月8日に今年最も大きな満月であるスーパームーンが見えましたが、この前後に関東地方でM4~5クラスの地震が頻発していました。

また、マーケットに及ぼす影響をNYダウの2月24日以降の推移で見てみると、満月・新月で振れ幅が大きい傾向があることがわかります。

2月24日(新月) -1031.61  ( -3.56%)
3月10日 (満月)+1167.14  ( +4.89%)
3月24日(新月)+2112.98  (+11.37%)
4月8日  (満月)  +779.71 (  +3.44%)

太陽黒点の影響

太陽の黒点の少ない時には太陽風(電気を帯びた粒子の流れ)が強まり、地球内部に影響を及ぼす可能性があるため地震が発生すると言われています。

以下の黒点数の増減グラフと上記の地震発生時期の表と重ね合わせると、確かに太陽の黒点が少ない時期に大地震が起きています。2020年は、黒点が少ない時期ですので、少なくとも今年一杯は最大限の注意をしておかなければなりません。

出所: http://www.sidc.be/silso/monthlyssnplot

マーケットに及ぼす影響としては、太陽の黒点が少ない時期に株式市場が大きく下げる傾向があります。

1987年10月のブラックマンデー
1998年8月のロシア危機
1998年9月のLTCM破綻
2007年8月のパリバショック(サブプライム問題)
2008年9月のリーマンショック

は、いずれも黒点数がボトムの時期に起きました。
したがって、今回のコロナショックは起こるべくして起きたとも言えます。

一方、

1990年の日本のバブル崩壊
2000年4月のITバブル崩壊
2015年6月のチャイナショック

については、黒点がピークの時期に起きたので、結論としては黒点数がボトムの時期には最大限の注意を払いつつ、ピークの時期にもそれまでにバブル的な動きになっていれば要注意ということになります。

まとめ

中長期的な太陽黒点の増減サイクルや短期的な月の満ち欠けのサイクルが大地震、噴火、異常気象、人間の体内バランスなどに影響を与え、さらには人間の行動が生み出す経済活動や株式市場にまで影響を及ぼすことを考えると、天体のサイクルを分析する占星術が極めて重要であることがわかります。

前回は木星と冥王星の合について書きましたが、次回はコロナショック後の世の中を占う他の惑星同士の合について書きます。

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