アフターコロナの世界情勢 – 資本主義に変化を迫る「風の時代」の到来

前回のブログ(以下)で書いたように、水瓶座での木星と土星の合(2020年12月22日)を境に、1802年以来約200年ぶりエレメントのシフト(=グレートミューテーション)が起き、今までの「地(または土)の時代」からこの先約200年続く「風の時代」に移行しました。

エレメントとは、12星座を分類するための4つの元素(火、地、風、水)を意味し、それぞれ以下のような特徴があります。

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エレメントサイン(星座)特徴・キーワード
牡羊座・獅子座・射手座精神・生命力・情熱・上昇しようとする意識
牡牛座・乙女座・山羊座物質・定着・建設・物質的な安定を求める意識
双子座・天秤座・水瓶座知性・思考・拡散・関係を横に広げる意識
蟹座・蠍座・魚座感情・共感・吸収・混ざり合う意識
*スマホの場合:横スクロールでご覧ください。

「地の時代」は、個人も会社もお金や土地といった物質的な富によって安定を求めようとする男性的で資本主義的な考え方が支配していました。ところが、2020年12月からの「風の時代」に移行する過程で、コロナショックによってこのような考え方が半ば強制的に修正を迫られることになりました。

これからの「風の時代」は、ITネットワークを活用して個人の知性、アイデア、創造性、思想、情報が世界中に伝わる女性的でフラットな世界になることを予感させる動きになっています。

目次

グレートミューテーションと資本主義の流れ

前回(約800年前)の「風の時代」以降のグレートミューテーションについて、資本主義に影響を及ぼした歴史上の出来事と資本主義の流れを以下の表にまとめましたので、ご覧ください。

それぞれの時代は、前触れの時期(20~40年間)→ ひとつ前の時代(20~40年間)→ *印をつけた時期から始まる本格的な時代という経過をたどります。

たとえば、前回の「風の時代」は、1186年〜1206年までの「風の時代」の前触れの時期 → 1206年〜1226年までの「地の時代」(=ひとつ前の時代) → 1226年〜1425年までの本格的な「風の時代」という流れでした。

そして、前触れの時期よりもひとつ前の時代に、その後に続く本格的な時代の訪れを告げる出来事が発生する傾向があります。

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年月日サインエレメント資本主義の流れ歴史上のできごと
1186/11/8天秤座
1206/4/16牡牛座チンギス・ハン モンゴル統一(1206)
マグナ・カルタ(1215)
1226/3/5*
  |
  |
  |
  ↓
1345/3/24
水瓶座




水瓶座





マルコ・ポーロ『東方見聞録』(1298)
オスマン帝国(1299)
ルネサンス(1300〜1600)
1365/10/25蠍座
1385/4/9双子座
1405/1/16水瓶座鄭和(ていわ)の南海大遠征(1405)
1425/2/14*蠍座近代資本主義(1450頃〜1640頃)
・貿易発展
・人口増加、都市化
・商業革命、価格革命
・覇権国の交代
ポルトガル、スペイン
    ↓
オランダ、イギリス、フランスへ
コロンブス 新大陸到着(1492)
バスコ・ダ・ガマ  インド航路開拓(1498)
大航海時代へ(ポルトガル、スペイン)
宗教改革(1517)
1583/5/3魚座東インド会社(英)(1600)
東インド会社(蘭)(1602)
1603/12/18射手座ドイツ30年戦争(1618~1648)
1623/7/16獅子座   ↓
1643/2/24魚座第一次〜第四次英蘭戦争(1652〜1784)
1663/10/16*射手座

イギリス産業革命(1760〜1830)
第二次英仏100年戦争(1688〜1815)
アメリカ独立戦争(1775〜1783)
1782/11/5射手座   |
   |
   ↓
フランス革命(1789)
ナポレオン戦争(1796〜1815)
1802/7/17乙女座   ↓
1821/6/19牡羊座アメリカ産業革命(1840〜1870)
1842/1/26*
  |
  ↓
山羊座産業資本主義
   |
   ↓

世界恐慌(1929)
1961/2/19山羊座アメリカ資本主義
1980/12/31天秤座グローバル資本主義 / デジタル資本主義(情報革命)
1981/7/24天秤座   |
   |
   |
   |
   ↓
インターネットの登場(1982)
ブラックマンデー(1987)

ITバブル崩壊(2000)
2000/5/29牡牛座資本主義のバブルと試練
   |
   |
   |
   |  
   ↓
アメリカ同時多発テロ(2001)
リーマンショック(2008)
コロナショック(2020)
2020/12/22*水瓶座資本主義の修正・終焉?
2140/1/14水瓶座
2159/12/20蠍座
2179/5/28双子座
2199/4/7水瓶座
2219/10/31蠍座
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さて、ここから本題に入ります。

1425年からの「水の時代」に誕生した近代資本主義の大きな要因として、14世紀のイタリアに始まり15世紀に西欧全体で盛んになったルネサンス・15世紀から展開された大航海時代・16世紀前半から始まった宗教改革の3つを挙げることができます。

この3つの要因は、さらに遡るとひとつ前の「風の時代」、さらにその前の「地の時代」に端緒を見出すことができます。

1206年〜1226年の「地の時代」

1206年〜1226年における「地の時代」の最後の20年間に、次に続く「風の時代」の始まりを予感させる歴史上の出来事がありました。

まず、1206年にチンギス・ハンによってモンゴル帝国が建設されました。この出来事は、「地の時代」を表す物質(領土)と「風の時代」を表す拡散が融合する形で、ユーラシア大陸に領土を拡大する中で資本主義の萌芽とも言える重商主義的な政策を採りながら東西交易が活発になったという点で重要です。

また、1215年にイギリスで制定されたマグナカルタによって世界で初めて国王に制限をかけた点で、自由主義の原型とも言われ、これは後の人間性の自由と解放の文化であるルネサンスや個人の自由と尊厳を求める宗教改革につながっていきました。

1226年からの「風の時代」

1226年からの本格的な「風の時代」には、関係を横に広げる意識が強まる中で、大航海時代の端緒のひとつとされるマルコポーロの『東方見聞録』によってヨーロッパ人のアジアに対する関心が高まり、オスマン帝国の成立が宗教改革に間接的に影響を及ぼしました。

また、14世紀のイタリアで始まった文化・芸術の運動であるルネサンスは、西欧全体に波及し、次の「水の時代」に最盛期を迎えました。

「風の時代」の最後の20年間が始まる1405年には、明王朝の鄭和(ていわ)による南海大遠征が実施され、次の「水の時代」に盛んになった大航海時代の先駆的な役割を果たしています。

1425年からの「水の時代」

1425年から本格的に始まった「水の時代」は、まさに文字通り世界の一体化が進んだ大航海時代(水=海)を連想させます。そして、宗教改革によって生まれた新しい宗教観は社会、政治、思想に影響を与え、人々の共感を伴いながら、ほぼ同時期のルネサンスとともに近代資本主義誕生の要因となりました。

1600年に設立されたイギリスの東インド会社に対抗する形で1602年に設立されたオランダの東インド会社は世界初の株式会社と言われ、資本主義発展の基礎となりました。

「火の時代」の前触れの時期〜「水の時代」の最後の20年間

1603年〜1643年の「火の時代」の前触れの時期に、宗教改革から端を発した最大の宗教戦争「ドイツ30年戦争」や、1643年〜1663年の「水の時代」の最後の20年間に覇権(=上昇しようとする意識)を争う「第一次〜第四次英蘭戦争」が起き、まさに文字通り火=戦火を連想させる出来事がありました。

1663年からの「火の時代」

1663年から始まる本格的な「火の時代」には、「第二次英仏100年戦争」「フランス革命」「ナポレオン戦争」といった戦争を通じて、イギリスが覇権(=上昇しようとする意識)国家となりました。また、アメリカ合衆国がイギリスから独立した「アメリカ独立戦争」はイギリスの後に覇権国家としてグローバル資本主義を牽引することになったという点で重要です。

1842年からの「地の時代」=アメリカ資本主義の発展

1760年からのイギリス産業革命によって資本主義体制が確立した後、1840年からのアメリカ産業革命は本格的な「地の時代」の幕開けを告げる出来事となりました。その後、アメリカ主導のグローバル資本主義・デジタル資本主義が発展し、現在に至ります。

「風の時代」の前触れの時期〜「地の時代」の最後の20年間

1980年〜2000年の「風の時代」の前触れの時期の1982年にこれからの「風の時代」を予感させるインターネットが登場しました。その後、2000年に「地の時代」の最後の20年が始まろうとするタイミングでITバブルが崩壊しました。

資本主義はグローバル経済を発展させてきたというプラスの側面がありますが、一方で世界恐慌ブラックマンデーリーマンショック、そして今回のコロナショックなどの恐慌・ショックを生むと同時に、富の偏在や貧富の差の拡大を生んできたというマイナスの側面を持っています。

2020年11月3日に実施されたアメリカ大統領選挙で、資本主義の権化とも言えるトランプ大統領がコロナ対策で四苦八苦した挙句に辛酸をなめる結果になったことは、まさに「地の時代」から「風の時代」への歴史的な転換過程を暗示しています。

また、投資の神様ウォーレン・バフェット氏でさえ、コロナショック で2020年1月〜3月期に5兆円の損失を出したというニュースもありましたが、これからの資本主義変容の可能性を示唆しているかのようです。

2020年11月24日に初の3万ドルを達成したNYダウが、「地の時代」を飾るバブルの最後の徒花(あだばな)となるのかどうかを見極めるべき大変重要な時期に差しかかっていると言えるでしょう。

「風の時代」における変化とは

2020年12月から始まった「風の時代」を予感させるいくつかの事象が、2020年前半のコロナをきっかけにすでに身の回りで起きていました。

わたしが予想する「風の時代」における変化は、

テレワーク (在宅勤務)の定着
オンライン学習の定着
9月入学制の導入(日本)
通販の利用拡大
ベーシックインカム導入
女性の活躍
株主総会・セミナー・集会・イベント・美術館・博物館などのオンライン化
ブロックチェーンを活用した投票システムの構築
個人のSNSによる発信とテレビ業界の低迷
東京一極集中の見直し(日本)
株式の非上場化の広がりと株式市場の縮小

などです。

ストレスなく楽しく過ごせる世の中が、すぐ近くに待っています。

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