コロナ禍の転職活動 – 書類審査を通過するためのポイント(中小企業編)

  1. 履歴書の顔写真の大切さ
  2. 語学力は最大のアピールポイント
  3. 免許・資格・趣味もアピールポイント
  4. 職務経歴書は求める条件に合わせてアピールポイントを変える

予想外に長引いているコロナ禍 – この厳しい環境で収入が減ったり失業したりしたために、転職活動を考えざるをえない人が増えています。

しかも、今まで働いてきた業界にこだわらず異なる業界に、あるいはかつては安泰と言われていた大企業からベンチャー企業や中小企業に視野を広げて転職先を探す必要がある人も多いかと思います。

実は現在、セミリタイア後に中小企業で働いている私自身が採用する側になっています。

そこで見えてきたことを踏まえて、コロナ禍での転職活動において書類審査を通過するためのポイントをいくつかお伝えしたいと思います。

これから転職にチャレンジされる方はぜひ参考にしてみてください。

目次

履歴書の顔写真の大切さ

外資系企業では職務経歴書(レジュメ、CV)が重視されるため履歴書は特に求められませんが、日系企業では依然として履歴書を提出するケースがほとんどです。

履歴書を受け取ってまず最初に目が行くのは、もちろん顔写真 – この意味では、書類審査の段階からすでに面接が始まっていると言えます。

「人は見た目が大事」とはよく言われるように、顔写真には一番見栄えのいい写真、つまり「優しさと自信にあふれた明るい表情の写真」を使うことが重要なポイントです。

今は手軽に証明写真機で写真を撮ることができますが、自分をよりよく見せるには、やはり写真スタジオで撮ってもらった方がいいでしょう。

多少のお金はかかりますが、今後の自分の進路を決める重要なポイントと割り切るべきです。

語学力は最大のアピールポイント

今や語学力は、外資系企業・大企業だけでなく日本の中小企業でも必要とされる時代です。

少子高齢化・人口減少が進行しマーケットとしてのパイが縮小している日本にいつまでもこだわっていては企業の成長が見込めない中、たとえ中小企業であっても積極的に海外マーケットに活路を求めるのは当然の動きです。

こうなると必然的に英語やその他の外国語(特に中国語)ができる人材が求められるようになります。そうは言っても、中小企業では、外資系企業と異なり英語で面接が行われることはありません。

ただ、普段からビジネスで英語を使っていた経験や海外駐在経験がある人以外は、語学力を客観的に証明するためにTOEIC、TOEFL等の試験を受けて点数をアピールすることがポイントです。

つまり、語学力があることが、書類審査における最大のアピールポイントのひとつとなります。

免許・資格・趣味もアピールポイントに

小さな組織であればあるほど、個々のスタッフに求められる役割が多いと言えます。

例えば、ダンボール箱に入った大きめの荷物を別のオフィスに運ぶ際に、業者に頼むより手が空いているスタッフがレンタカーを借りて運ぶ方が低コストで、しかも時間の融通が利きます。

このような状況を想定した場合、応募している仕事の内容からは一見して関係がないように思えても、実は自動車免許を持っている人の方が有利となります。

資格については、応募業種に関連する場合は、アピールポイントになるでしょう。

例えば、金融機関であれば証券アナリストやファイナンシャル・プランナー、IT企業であれば基本情報処理技術者、美術館・博物館であれば学芸員の資格が何も資格を持っていない応募者と比べて差別化できるアピールポイントとなります。

趣味はあまり重視されませんが、例えば営業職に応募する場合は、孤独・オタクよりも社交性をイメージさせるような趣味の方が採用する側にとっては整合性が感じられます。

職務経歴書は求める条件に合わせてアピールポイントを変える

今の厳しい環境で、とにかく転職先を決めたいという方は、視野を広げて異業界・異業種に挑戦することになります。

この場合、よく言われていることですが、職務経歴書の内容を応募先の企業が求める人物像に合わせてアピールポイントを適宜修正する必要があります。

例えば、サービス業で接客に携わってきた人が他業界の営業に応募する際は、月間の売上げといった具体的な数字だけでなく、お客様のニーズを汲み取って最適な商品を提案してきた経験を具体的事例を挙げながらアピールすることをお勧めします。

この点で、営業・接客に携わってきた人は、ヒアリング力、商品提案力、あるいはトラブル発生時の解決能力を幅広い業種でアピールできますので、視野を広げて応募することが可能です。

また、経理に携わってきた人は実務的な知識・経験を活かすための選択肢が中小企業では比較的多くあります。

いずれにせよ、求める人物像との共通点をできるだけ多く見出すために、これまでの経験・スキルや性格の強みを自分なりにしっかりと分析した上で、これらをアピールできる職務経歴書の書き方については、ひとりで悩まずに転職エージェントに相談してアドバイスをもらいましょう。

さいごに

履歴書や職務経歴書を提出する前に、目指す業界・企業についてホームページ、雑誌の掲載記事等で業界全般の動向、目指す企業の仕事内容、求める人物像、社風等を自分なりに把握しておくことが重要です。

そして、無事に書類審査にパスして面接の段階に進んだら、面接の最後に行われる質問の機会に、自分なりにつかんだイメージが合っているかを確認するための質問を積極的にすることをお勧めします。

質問の機会を最大限に利用することで、自分が抱いていた不安や疑問をなくすことができるだけでなく、目指す企業に対する熱意を面接官にアピールすることができます。

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