今回は、一般的な転職活動について解説していきます。
(日本企業、外資系企業ともにOK)
ところで、ブログ読者さんの中には以下のように悩んでいる方はいませんか?
もし当てはまっていたとしたら、ぜひ最後まで読んでみてください。
これから転職をしたいが、何から始めていいかわからない方
転職エージェントに登録はしたものの何も連絡がない方
転職エージェントやヘッドハンター との上手なつきあい方がわからずに悩んでいる方
転職エージェントやヘッドハンター から案件を紹介されて面接したものの音沙汰のない方
私の苦い体験・失敗談から学んだことも交えながらお話していきます。
転職活動を始めたものの・・
無謀なことに、私の場合、転職先が決まる前に退職してしまいました。
なぜなら「今の環境にいてもこれ以上自分の成長が見込めない」と感じるようになり、ある時、もう限界だと思ったからです。
このまま退職すべきかどうかあれこれ悩むより、あえて退路を断って転職活動に専念しようと決意したのですが・・
ところが、現実は甘くありませんでした。
会社人生初の転職活動を始めてから2社連続して応募先から連絡が来ない状況に遭遇。
いずれも自分なりにある程度の勝算をもって応募した先であっただけに、心がくじけそうになりました。
応募1社目の結末
1社目は、退職の意思を会社に伝えた直後にウェブサイトを検索して見つけ、「タイミングよく自分が行きたい会社が見つかって良かった」とのんきに喜んでいました。
早速、ウェブサイトから応募した転職エージェントのキャリアコンサルタントと会い、その場で「ぜひレジュメを送ってください」という流れになりました。
その後、転職エージェントが面接をアレンジしようとしましたが、応募先からはいつまでたっても「社内調整中」という回答が来るだけ。
結局、面接のプロセスに進むことはありませんでした。
私も、不採用だったらすぐに連絡が来るはずだから、「社内調整中」ということはしばらく待っていれば面接のプロセスに進むだろうという一縷の望みに賭けていました。
これ以外の企業にもレジュメを提出していましたが、書類選考をパスしなかったため、この1社に絞って期待しながら待ち続けました。
でも、何も進展がないまま3か月余りが経過し、失意のうちに仕方なく断念しました。
そして応募2社目も・・
2社目は、別の転職エージェントから紹介された中から応募した先でした。
この時は、自己アピールできる英文レジュメを書けるようになっており、自分の期待通りに書類選考をパスして、日本法人の代表(オランダ人)と面接する段階まで順調に進みました。
1回目の面接は、英語の想定問答集で前もって猛練習していた成果が出て、自分なりにうまくいった感触を得ました。
しかも、面接が終わってからその代表がオフィス内を案内してくれたので、ほとんど大丈夫だと手応えを感じていたのです。
実際、応募先からのフィードバックが良かったこともあり、転職エージェントが積極的に動いて、代表と2回目の面接を設定してくれました。
その後、業界の分析と自分がやりたいことをPowerPointで英語のプレゼン資料にまとめて、1回目の面接以上にしっかり自己アピール。
この時も、代表から「良い感触」を得ましたが、なぜか日本法人を統括する本国側の動きが鈍かったため、その後の進展がなく、転職エージェントも打つ手がないまま時間ばかりが過ぎていきました。
私は、その過程で1社目の苦い経験が頭をよぎったのですが、「良い感触」を頼りに次のプロセスに進むことを期待して、あくまで第1希望として3か月間も我慢強く待ちましたが。
残念ながら、再び断念しようと決心しました。
連絡がない場合は「不採用」?
さすがにこれ以上待てないと思い、転職エージェントに対して、現状の問い合わせと今後のメドをメールで確認することにしました。
その際、「今後のことがあるため、結果がいつ出るのかをはっきりさせたい」というメッセージを以下のポイントを中心に伝えることにしました。
- どうしても採用したいのであれば、会社側も速やかに連絡をくれるのが一般的ではないのか。
- 日々の生活があるため、不採用であれば気分を一新して別の会社を検討しなければならない。
- 結果がわからない状態では、新たな転職活動を行いにくい。
- 応募している側が、ひたすら結果を待っている心境を察してほしい。
2社の転職エージェントからは、いずれも「待たせて申し訳ない」という言葉とともに、「何か進展があれば連絡する」というありきたりの、しかもがっかりするような返事。
結局、私は、このような状態が続く限り無職の状態から抜け出すことはできず、貯金を取り崩す日々を過ごすだけだと判断し、応募を辞退したのです。
このような状況になった場合、もっと早い時期にいさぎよく「不採用」とあきらめ、さっさと見切りをつけて他を探すべきでした。
結果、この決断は正解でした。
苦い経験から得られた教訓
私の苦い経験から言えることは、以下の2つです。
・精神的にも経済的にも、転職先が決まってから退職すること
・連絡がない状態や進展がない状態が1か月以上も続いたらあきらめて次を探すこと
まとめ
私の経験では、転職のプロである専任のキャリアコンサルタントとコンタクトを始めると以下のメリットがあります。
レジュメの書き方についてのアドバイスをもらえる。
模擬面接によるトレーニングを受けることができる。
しかも、転職活動を続けていく中で何社かの転職エージェントと接するうちに、レジュメが次第に洗練され、面接に対する自信がついてくることになります。
ただし、良いことばかりではありません。
中には、以下のような転職エージェントが存在します。
・調子がいい時だけ積極的で、ある時点から応募者の心境を察してくれなくなる「事務的なエージェント」
・本人の経歴・希望も関係なく、ひたすら人材募集案件のマッチングをやろうとする「金儲け主義のエージェント」
・とりあえず最初の面談だけしてレジュメを受け取って、その後何も人材募集案件の提供がない「レジュメ入手目的のエージェント」
タイトルにある「次を探そう」の「次」は、「次の応募先」という意味だけではありません。
運悪く、上に書いたような転職エージェントに当たってしまったら、見切りをつけて「別の転職エージェント」を探すことを強くおすすめします。