転職サイトでヘッドハンターの目にとまる魅力的なレジュメ作成のコツ

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今回は、ヘッドハンターの目にとまるような魅力的なレジュメ作成のコツについてお伝えします。

まず、コンタクトを増やすには転職サイトへの登録がオススメです。

ここで心がけたいことは、転職サイトに登録する際に、ヘッドハンターの目にとまるような英文レジュメ(職務経歴書)を書くこと。これが、外資系企業への転職の第一歩となります。

もちろん、日本語のレジュメでもOKですが、英文レジュメも登録することで外資に強いヘッドハンターからコンタクトされる可能性がぐっと高まります。

それでは、英文レジュメに的をしぼっての作成術について解説していきます。

目次

大切な構成と表現のしかた

日本企業を退職してから初めてレジュメ作成に取り組んだ私は、熱意を込めて書き上げたレジュメを提出しても、なかなか書類選考をパスしないことで2か月ほど苦しんでいました。

そこで、最後の頼みの綱として、ある転職エージェントのオフィスを訪れて状況を説明し、レジュメのアドバイスを求めました。

その時、時間を割いてくれたキャリアコンサルタントがたまたま親切な方で、わたしの置かれた状況に親身になって対応してくれ、メールで日本語・英語両方のレジュメの見本を送ってくれました。

それを見たとたん、以下のことにハッと気づかされました。

・ただ単に職務経歴を羅列しただけのレジュメの構成が間違っていたこと
・職務経歴の内容は同じでも表現方法によって自己アピール力(=自分を売り込む力)がまったく違ってくること

さっそく、その見本をもとに日本語、英語のレジュメを数時間かけて書き直したとことろ自分でも驚くくらい印象が変わり、「これなら書類選考をパスできる」という自信が湧いてきたのを覚えています。

おすすめの英文レジュメとは

では、どのような構成、そして表現方法にすればよいのでしょうか?

ポイントはヘッドハンターの先の採用担当者の視線を意識した構成と表現方法にすることです。

以下に、それぞれの項目について重要度(★〜★★★)、表現のコツについてまとめました。

Objective 転職活動の目的 ★

下の例のように、現在形で書き始めて1〜2行くらいで簡潔にまとめます。(currentlyを加えると効果的)

例:Currently seeking a position where I can maximize my knowledge and experience in the xxx market and strategic business planning and execution skill など
(xxx市場における知識と経験、戦略的ビジネスプランの策定および実行スキルを最大限に発揮できるポジションを現在探しています。)

職務経歴のサマリー ★★★

実は、このサマリーが自己流で書いていた時に欠けていました。ここには企業側から求められる経験にフォーカスして経歴を簡潔にまとめます。

私の相談にのってくれたキャリアコンサルタントは、「採用担当者は何人もの応募者から送られてくるレジュメに目を通さないといけないため、このサマリーのアピールが特に重要」とアドバイスしてくれました。

また、経歴が多い場合は(1)~(3)という形で簡潔にまとめてください。そして(1)の欄に企業側が求める人物像に即して自分が一番アピールしたい経歴を書きます。

アピール度を高めるための表現のコツは、主語を省いて動詞から書き始めることがポイント。また、強調するために副詞(successfully等)をつける場合は、文の先頭に持ってくるようにします。

アグレッシブな印象を与えるためにこの部分は「自分ではちょっと盛りすぎかな」と思うくらいの自己アピールを心がけてください。

例:

Contributed to the profitability of the department (部門の収益に貢献しました)
Successfully achieved the first deal of ~(~の初ディールを無事に成し遂げました)
Maintained relationship with clients (顧客との関係を維持しました)
Planned and executed business plans(ビジネスプランを策定し実行しました)

職務経歴 ★★/★★★

いつからいつまでどのような部門でどのような相手に何をしてきたか(業務内容・成果・実績・(営業職であれば)顧客数)を現在から過去に遡る形で箇条書きで簡潔にまとめます。

この場合、数字で具体的に成果や実績を示すことがポイントです。

また、経歴が長い場合は現在から3つくらい前までの経歴を厚めに書いて内容を充実させるようにします。

さらにマネージャー経験があれば、役割・経験・成果や部下の人数も記載しましょう。

出身大学、学部 

事実を書くのみでOK。

資格 / コンピューター・スキル(=Excel / Word / PowerPoint) ★

事実を書くのみでOK。

この構成・表現に従って仕上げた英文レジュメが、その後の「英語による面接」の土台になるので、時間をかけてやる価値があります。

ですので、ここで十分に時間をかけて自分が面接で使えるレベルの単語を選び、相手の印象に残るような表現をめざしましょう。

同時に、転職サイトを通じてコンタクトがあったヘッドハンターにレジュメの添削をお願いすることで、書類選考をパスする可能性がさらに高まります。

ちなみに、私の場合、上のような構成・表現で英文レジュメを作成するようになってからは、不思議なくらい書類選考に落ちることはなくなりました。

まとめ

ヘッドハンターの目にとまるレジュメを作成した後で募集案件に応募する場合は、採用条件や応募先のサイトをじっくりと読み込んでください。

その企業が求める人材にマッチするようにそのつどレジュメの内容(特に”Summary”の部分)を微調整することが大事です。

以下のことも合わせてチェックしておけば準備としては万全です。

業界全体の動向(業界全体の今後の方向性、課題など)
関連情報の収集(新聞記事、ニュース等)
取り扱い製品・商品の研究(業界内でのランクを含む)

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